医師との確執
病院に行き始めた2021/04/15の話
乳がんを疑ってから たくさん本を読んできたのですが、その中に、断食をすることで10年以上再発転移していないという人が書いたものがありました。
それで、断食を試してみたいと思っていたので、検査を受けたあとの結果を医師から聞いたあと
「東洋医学では、病気は血液の汚れからおきるということなので、血液をきれいにするために、治療をする前に断食を試してみたい」と言ってみたら
「そんなことはきっぱりと否定します!!」と大きな声で言われました。
断食療法についていろいろ説明したのですが、大きな声で反論してきて驚いたぁ。
もし私がだまされないようにと思って言ってくれているのだとしても、あんなにむきになって言わなくても。実際にあやしい療法はあるみたいですが。
「ほかの病院にセカンドオピニオンを求めてもいいんですよ!」と言われてしまい、戸惑いながら診察室を出ました。
外待合でぼうぜんとしていたら、看護師さんが声をかけてくれて別室で話をしました。
私はこの病院で治療を受けたくないわけではないのですし、セカンドオピニオンといっても、西洋医学のほかの病院でもきっと同じような診察だろうし、この病院は自転車で15分で通える。
断食は自分でできる範囲でおこない、断食施設には治療が落ち着いてから行けばいいかと考え、すぐにまた診察室に入れるようにお願いし、結局、この病院で治療に臨むということになりました。
この話しかけてくれた看護師さんは、専門の相談員のような方だったようです。とにかく、話を聞いてもらって落ち着きました。
手術後の2021/10/22の話
手術後の病理結果が出ているということで、プリントを渡してもらいました。
種類:浸潤性乳管癌、浸潤径の大きさ:50mm以上、リンパ管侵襲:陽性、ホルモン受容体:エストロゲン受容体陽性、ステージⅢB、ルミナルB(HER2陽性)などと記載されていました。(ステージは4月にはⅢCと言われていました)
今後の治療について、分子標的薬治療、ホルモン療法、そして放射線治療を受けたほうがいいと言われましたが、私は放射線治療は受けたくないと答えました。
放射線治療は毎日通わないといけないということだったので、これ以上、仕事を休んだらもう契約してもらえなくなりそうだし、放射線治療でもリンパ浮腫になる可能性があると聞いていたので、受けたくなかったのです。
私があまり治療に真剣ではないように見えるらしく、放射線治療を受けたくないといったとき、「ちゃんと病気と向き合ったほうがいいですよ!」と大きな声で言われました。
また、次回の診察で話をすることに。
2021/10/29の診察で終わりにする
前回に引き続き、今後の治療についての話。
落ち着いたら東洋医学の先生にも診てもらおうと思っていると伝えたら、ばかにするような高笑いをされました。
私としては、病院での治療が終わったら断食施設に行って、そこにいる先生にも診察してもらいたかったということなんですけど、
私は話下手なうえに、この主治医は高圧的な人なので、おどおどしてしまい、余計に話がうまく伝わらない。
この主治医も聞く耳を持たない感じだったので、もうダメだ思い、今回で診療は最後ということになりました。
具合が悪くなったら診てくれるとは言ってくれましたが。
診察室を出たら、相談員さんが話をしに来ました。主治医には委縮してうまく言いたいことを言えなかったので、最後に話を聞いてもらってよかった。
でも、この相談員さんも標準治療のことしか知らないみたいだったし、やっぱりダメだなと思いました。
主治医には手術をしてもらい感謝しています。
それに大変な仕事だとは思います。次から次へと命にかかわるような病気を抱えた患者が来て、対処しないといけないのですから。
きっと、「はい、はい」っていうことをきく患者さんにとってはいい先生なのだと思います。てきぱきとこなしていくし。
私は最初から感情をうまく表現できなくて、誤解されていたかもしれません。
それに、こんなに一生懸命やっているのに、ほかの医者にも診てもらいたいと思っていると言われてイラついたのかもしれません。
でも、私も私なりに勉強して一番いい方法を取りたいと思っていたので、貫きました。
主治医は初診から「えっ?」っていう感じだったし、そのあともどうやって自分の考えを伝えようかって一日中ず~っとモヤモヤしていて、でもうまく伝えられなくて、苦しくて、正直今回で診察が終わってほっとしました。
私は東洋医学の考えも取り入れて、免疫力を上げたり、自然治癒力を高めたいと思っているだけなのに。東洋医学と言っただけでばかにされてがっかり。
埼玉にある帯津良一先生の病院みたいに、西洋医学と東洋医学をうまく取り入れた病院がもっと増えることを願います。
まあ、このあと結局、この病院に戻ってくることになるのですが、その話はまた今度。
つづく。