「メリオールデザインシート」を購入しました。
2024年7月11日放送の『カンブリア宮殿』を観て、これはすごい!と思ったからです。
東大阪市にある2008年創業のベンチャー企業
番組で紹介された会社は『DG TAKANO』。
従業員は25人と少ないですが、国内外から優秀な人材が集まっているらしい。
インド工科大学のような名門校出身者とか、すごいですよね。
節水事業をおこなっていますが、デザイン会社なのだという。
デザイン思考で世界の水不足に挑む
「デザイン思考」とは、技術を製品にするためのデザインではなく、課題を見つけ、解決するために何ができるのかをデザインしていくという考え方らしい。
世界中で何が問題になっているかを考えたなかで水不足に挑むことに。
水の使用量を最大95%を削減し、洗浄力が高い「バブル90」を開発
「バブル90」というのは、キッチン用の水道ノズルで、蛇口に取り付けることにより、水の使用量を最大95%削減でき、洗浄力も高く、国内大手レストランチェーンでは8割が導入し、海外でも注目されているとか。
節水というと洗浄力が弱そうに思えますが、この商品は洗浄力がすごい!
ノズルに空気を取り込み、水が玉のような形でマシンガンのように汚れに当たることで、汚れが落ちやすくなる構造なんですね。
すすぐだけで汚れが落ちる「メリオールデザイン」
その「バブル90」のほかに開発したのが、「メリオールデザイン」という食器。
食器にナノレベルの加工を施すことにより、お水を当てるだけで油汚れが落ちるという。
水不足の能登半島地震の被災地にその食器を送ったそうで、被災された方が、「カレーライスのお皿もお水2口くらいで洗ってすすぐことができるんですよ」と、ちょっと自慢げに説明し、その食器があることで安心感があるって言っていたことが印象的でした。
普通の食器に使える「メリオールデザインシート」
普通の食器でも、汚れを落ちやすくする加工ができる「メリオールデザインシート」も販売。
私はこれを今回購入してみました。
中にはシートが1枚入っており、直径25cmのお皿を4枚加工できると書いてあります。
私はケチってもっとたくさんのお皿に塗ってしまったからか、効果が薄くなってしまいました…。
最後に
今回、番組を観ていてワクワクしました!
日本の企業が、世界の水問題を解決できるんじゃないかと思って。
メリオールデザインの食器をバブル90で洗ったら最強ですね。
食洗器も、洗剤さえもいらない。除菌もできるって。
イタリアの展示会では、感激した女性が「あなたは天才よ」といって社長の高野さんにハグしていましたけど、番組で紹介された商品たちが世界中に広まってほしいと思いました。
家庭用バブル90も、メリオールデザインの食器も、今の私には手が出ないので、今回はシートだけ購入しましたが
いつかメリオールデザインの食器は使ってみたいし、多くの人に使ってほしいと思いました。
ではまた。