【読書記録】『がんの原因は汚血の爆発にある』蔡篤俊(さい・とくしゅん)著

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本(病気・健康)

購入日:2020/07/14

乳がんの治療が終わってから2年以上たちましたが、再発・転移の心配は常にあります。過去に読んだ本を読み返し、生きていくうえで気を付けるべきことを再考していこうと思います。

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乳がんを疑い、病院に行く前に、がんについて初めて読んだ本です。がんの原因が「汚血」って、どういうことだろうと思って購入したのでした。

「汚血」とは、体に害を及ぼす、長年たまった老廃物を含んだ汚い血で、中国医学では汚血がすべての病の元と考えられているとか。

著者は18歳から多発性関節炎を患い、西洋医学、漢方医学、民間療法を試したが治らなかったため、自分で西洋医学、中国、インドなど世界の医学を学び、治療法を発見。

鍼灸カッピングを使って汚血を取り除くことを中心にした治療法で、自身のクリニックではアトピーなどの皮膚病を治療していたが、口コミで次第に世界各地からも がん患者などが治療に来るようになったそう。

カッピングというのは、吸い玉療法ともいい、患部にカップをのせて真空状態にし皮膚を吸引することで筋肉や血液に刺激をあたえ身体の不調がよくなるというもので、紀元前からおこなわれてきた療法だそうです。

この著者が見つけ出したという方法は、カッピングをする前に鍼を打って汚血を吸い取り体外に出すという。瀉血(しゃけつ)をするということですかね。瀉血も古くからおこなわれてきた、血を抜くことで体を浄化する方法ですよね。

実際の治療法については、蔡内科皮膚科クリニックのサイトに書かれています。著者はYouTubeもやられているようですね。

西洋医学は緊急処置や外科手術が必要な時は役立つけど、慢性病に関しては対症療法だから薬を飲めば一時はよくなるけど、原因を取り除くわけではないという。

著者自身、最初は西洋医学の医者として化学薬品を処方していたけど患者がよくならないので、原因を追究していったそう。

化学薬品はすべて石油から作った人工物だからということで、この著者は身体に入れることには否定的な考えです。

私は乳がんの治療をするにあたり、この本を読んでいたために抗がん剤治療をすることには躊躇しましたが、結局は抗がん剤治療を選択しました。

この著者の治療を受けるには、初台にあるこの著者のクリニックに行かないといけないですし、西洋医学の治療を受けないという決定をすることに不安もあったので。

抗がん剤って、第二次世界大戦時に、毒ガスを浴びた人の白血球値が激減したということを受けて研究が始まって登場したものですから、なんだかやっぱり怖かったですけどね。

正常細胞まで傷つけてしまうのですから。私が実際に抗がん剤の投与を受けたとき、看護師さんたちは完全防備で薬を扱っていましたよ。

そんな抗がん剤ですが、私には効果があったようで、しこりは小さくなりましたし、鎖骨のあたりにあった違和感もなくなりました。

副作用では大変なことはありましたが、体力があったのか特につらいこともなく済んだので抗がん剤治療を受けてよかったのかなと今では思っています。

でも、抗がん剤を身体に入れたことで、「汚血」になってしまっていると思うので、なるべく老廃物を出していくような生活をしていきたいと思っています。

この本には、自然治癒力を高めるために気を付けるべきことがいろいろ書かれてあったので、参考にしています。良質な睡眠をとるとか、体を温めるということなどです。

病気になったのは、ライフスタイルを見直すべきだということだと書いてありましたよ。

病気になっていろいろなことを自分で決めていかなければなりませんでした。何が正解なのかはわかりません。でもこの本以外にも本をたくさん読んだことは役に立ったと思います。これからも読んだ本を紹介していこうかと思います。

ではまた。

いつもありがとうございます。
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