乳がん体験記①気づきから病院を決めて検査するまで

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乳がん

私は、「乳がんサバイバー」です。

「がんサバイバー」とは、がんと診断されて治療中であったり、経過観察中の人を含むがん体験者のこと。

乳がんになっていろいろ調べるにあたり、この言葉を知りました。

私はいま59歳。経過観察中です。

治療が終わり、人生を生き直すために、これまでの経過などについて整理して記録しておこうと思います。

もともと

高校生くらいから胸が硬かったのです。でも、病院には怖くて行けませんでした。

そのころはパソコンなどないので調べることもできず。ただ考えないようにして生きてきました。

異変に気付く

お風呂から出たとき、あれ?って思ったのは2020年6月ごろ。

右胸に石のように硬い部分があったのです。もともとの硬さとは違っていました。

この硬さはがんなのかもしれないと思いつつも、コロナが流行っていたこともあり病院へは行かず、がんに関する本を読み始めました。

そして2021年3月、夜寝ていたら、腋の下に違和感をおぼえ目が覚めました。

手もしびれてきて、「これって、がんの症状なのかも!」って思ったら怖くなって眠れなくなりました。

ここまできたら、もう病院に行くしかありません。

2021/03/23 近くの総合病院へ行くも

私はもともと丈夫で、かかりつけの病院はなかったので、乳腺外科がある近くの総合病院に行ってみました。

紹介状がない場合、何千円か支払うなどと聞いたことがあったのですが、支払ってもいいと思っていました。(初診時選定療養費として、そこの病院では2023年現在9,900円)

実際に行ってみると、コロナの影響で、紹介状がないと診療してもらえないとのこと。

別の病院へ

そこで、外科がある別の病院に行ってみたところ、そこでは紹介状がなくても受け付けてくれてありがたかった。

超音波検査のとき、担当の女性にため息をつかれながら「なんでもっと早く来なかったの?」と言われてしまいました。

あとで、あんなふうに言ってしまってごめんなさいねと謝ってくれましたが、ごもっともな意見なので。

支払額:2,660円。

紹介状を書いてもらう

診察時、今まで診てもらったことはないが30年以上前から乳腺症のような状態だったこと、今回のしこりは去年の6月に気が付いたこと、叔母が乳がん経験者だということなどを伝えました。

医師からは「悪性だと思うが、ここでは手術はできないので紹介状を書きます」ということで、最初に行った近くの総合病院あてに書いてもらいました。

2021/03/26 最初に行った総合病院へ

初診。まず、あまりの混み具合に驚きました!

それまで病院に来ることはほとんどなかったので、病院ってこんなに混んでいるのかと。

コロナ禍ということもあり、待合室のソファーは、一人置きにしか座れないため、立って待つ人でいっぱいでした。

検査したのは

  • 採血、採尿
  • レントゲン
  • 心電図
  • マンモグラフィー検査

初マンモグラフィー検査

乳房をはさんで乳腺の状態を撮影するマンモグラフィー検査。

胸がもともと硬かったので、マンモグラフィー検査は恐怖でした!

痛くて気絶するんじゃないだろうかと思っていましたが、実際はそこまでの痛みではありませんでした(痛いけど!)

担当医師は

W医師。40代くらいの男性で、忙しいからかせかせかした感じ。

状況を説明したあと、手がしびれるんですが…と言ったら「生活できないぐらいなんですか?!」と責められるような感じで言われてしまいました。

なんだか高圧的で怖い。

支払額:8,780円。

2021/03/31 検査

  • CT検査:がんの有無や広がりを調べる検査。検査前に検査薬を投与する。
  • 超音波検査:超音波を使って、がんのある場所、形、大きさなどを調べる。
  • 骨シンチ検査:骨への転移の有無を調べる検査。

支払額:26,270円。

2021/04/01 乳腺針生検

がんかどうかを確定するためにおこなう検査。

局所麻酔をして、乳腺に針を刺して組織を採取されました。

診察

前回行ったCT検査などの結果、胸と腋以外はうつっているようには見えない。

標準治療(手術、抗がん剤治療、放射線治療)をフルコースやっていけばチャンスがあると。

手術は抗がん剤で小さくしてから胸の全摘出と腋の手術を勧められました。

支払額:30,750円。

歯医者さんに伝える

その日の午後、いつも通っている歯医者さんに行きました。

乳がんになり治療に専念するので、しばらく来ることができないと伝え、患部に薬を詰めてもらって、落ち着いたら再開することに。

母に伝える

夜、一緒に住んでいる母に報告。

動揺はしたみたいですが「一緒にがんばろうね」と言ってくれました。

あとで聞いたら、私が普通に生活できるまでは、やはり眠れず苦しかったと言っていました。心配かけてごめんなさい…。

母が泣かずに、私が病気になったことをしっかり受けてめてくれたことは、本当に!ありがたかった!!

食事面でも私の意見を尊重してくれるし、感謝しています!

2021/04/05 歯科検診

がん治療をするにあたり、歯科検診をしました。

薬物療法をおこなうと、口から細菌が体内に侵入した場合、免疫力の低下により感染症にかかりやすくなるので、口の中は注意が必要なのだそうです。

近くの歯医者さんで治療中だった部分には、薬を詰めてもらっていましたが、その部分も含めて、がん治療に進んでも大丈夫そうとのこと。

心臓エコー検査

薬物療法をすると、心機能を低下させてしまうことがあるらしい。

支払額:4,010円(歯科)、2,880円(心臓エコー)

2021/04/09 MRI検査

ガドリニウムという造影剤を投与して、がんの広がりを確認する検査。

30分くらい機械の中でうつ伏せ状態。音がすごいので耳栓をします。

私は狭いところは苦手なのですが、ゆっくり呼吸をして、じっと目をつぶっていました。

支払額:9,410円。

つづく。

いつもありがとうございます!
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