乳がん体験記④いよいよ手術!

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乳がん

2021/09/13、09/15 手術に向けての検査

9/13 採血・採尿、心電図、心臓エコー、レントゲン、マンモグラフィー検査、超音波検査、MRI。支払額:19,000円。

9/15 CT検査。支払額:5,330円。

2021/09/25 母と病院へ

先日の検査の結果と手術についての話を母と聞きました。

10/5に入院し、10/6に手術。しこりは小さくなっているので、部分的に取ることもできると言われましたが、全部取ってもらうことに。

検査した画像を見ると、しこりは胸も腋もほとんど見えない感じ。でも、脇のリンパ節も取るという。

リンパ浮腫になりたくないから取りたくないといったのですが、いろいろ説明され、母も心配そうにしているため、結局取ることに。

支払額:240円。

初めて泣いた

その夜、布団に入ってからいろいろ考えて眠れなくなりました。

腋のリンパ節はとらないつもりだったのに、自分の考えを通せなかったことが悔しくて、乳がんですって言われてから初めて泣いた。

リンパ浮腫というのは、リンパの流れが滞ることによって手足などにむくみが出ること。

どういう状態になるのかネットで見てしまったら怖くなったし、リンパ節を取ったらマッサージをしたり、虫に刺されないように気を付けないといけなくなったり

いわゆる「quality of life」生活の質が低下してしまう。

リンパ節を取らなかったら再発・転移する可能性が高くなるとか、生存率が悪くなるというけど

それにリンパ浮腫になる可能性は2、3割だというけど、なるかもしれないとビクビクしながら生活していきたくない。

覚悟をもって、再発・転移しないように毎日を生きていったほうがいい!

次回、病院に行ったときにそう伝えようと思ったら眠ることができた。

2021/09/26 マウスガード作成

手術するときに必要なマウスガードを作成するために歯科に行きました。

全身麻酔で手術するとき、呼吸のために喉頭鏡(こうとうきょう)という器具を口から入れるのですが、そのとき歯が欠けたり!抜けたり!することがあるらしい。

それを防ぐためのマウスガードですが、この話を聞いたとき、そんなことがあるのかと驚きました。

支払額:1,660円。

歯科が終わったあと、看護師さんから手術についての説明を受けたのですが、そのときにリンパ節を取りたくないということを言いました。

その日は主治医がいなかったので、伝えてもらうことに。

後日電話したら、命にかかわることだから、診察の時間を取って話をしましょうと。

2021/10/01 PCR検査と診察

手術するにはPCR検査をしないといけないということで、病院の横にあるコンテナで検査を受けました。

先日、鼻血が出たので、綿棒を鼻の奥のほうまで入れられて心配したけどなんとか大丈夫でした。

看護師さんと面談

診察の前に相談員の看護師さんと面談し、リンパ節を取りたくないという私の気持ちを伝え、いろいろ説得されましたが、そのまま主治医に伝えてもらうようにお願いしました。

診察

診察室に入ったとき、また主治医に説明しないといけないかと構えていたけど、看護師さんがちゃんと伝えてくれたようで

「こちらは説明責任は果たしましたので」ということで、手術の同意書を書き直してくれ、すっきりしました。

右胸は部分摘出ではなく全摘出することにしたけど、こちらは生き直すために必要なことだと思ったので。

再建はしません。大きな胸だったらバランスが悪くなるのでしょうが、私の胸は小さいし、異物を入れたくないし、パートナーもいませんから。

その分、これからは自分のことを大切にしていこうと思います。ごめんね、私の右胸…。

支払額:1,860円。PCR検査0円。

2021/10/04 CT検査と麻酔診察

放射線科でCT検査を受けたあと、入院前麻酔診察。

待合室でビデオを視聴、麻酔科で全身麻酔についての説明を受けました。

支払額:5,470円。

2021/10/05 手術のため入院

入院手続き後、病棟へ。昼食後、歯科でクリーニングとマウスガードの受け取り。

夕方、点滴の針を刺す。主治医が来て、手術する側の手にしるしをつけた。

そのとき主治医が「手術するとき、腋のほうが少し見えるのだが、がんがあったらどうしますか?」と聞かれました。

それでも私は切らないでほしいと答えたら主治医は

「がんがあっても切らないんですね!」と、部屋にいるほかの人に聞こえるように?大きな声で言いました。

いやな感じ…。

夕食後、21時に就寝。何回か目が覚めたけど、よく眠れました。

支払額:4,320円。

2021/10/06 手術当日

8:00点滴(栄養分)。お水を飲めるのは9時まで。14:40 T字帯という手術時につけるふんどしみたいなものをつける。15:10歩いて手術室へ。

かぶっていたニット帽は取らなくてもいいですよと言ってもらい、ちょっと安心。坊主頭をさらしたくなかったので。

手術台に乗り、麻酔はほんとに一瞬で効いて意識がなくなりました。

「かへるでさ~ん、終わりましたよ~」と声をかけられてパチッと目が覚めた。

「ありがとうございます。いま、何時ですか?」って聞いたら17時くらいだということなので、手術は1時間半くらいだったのかな。

次に気が付いたら部屋に戻っていました。傷を覆うバンドがきつくて痛かった。。

2021/10/07~10/09退院するまで

10/07 主治医がきて、傷を覆うバンドをとってくれた。

傷口にはドレーンという、体液をうける管がついているのですが、「ドレーンの処理を自分でできれば退院してもいいですけど、どうしますか?」と聞かれました。

そりゃ早く退院したいけど、手術してすぐの、ぐったりしているときに聞かれても…。

7:40朝食。10時過ぎ、尿の管を抜いてもらいました。手術の時に尿の管を入れるんですね。

ぜんぜん感覚はなくて、出てるのかなぁと思ったけど、袋を見たら尿はたまっていて、なんか不思議な感じだった。

12時昼食。14時患者支援センターの方に、健保組合の疾病手当金のことを教えてもらいました。

18時夕食。21じ就寝。22:45震度4の地震あり。びっくりした~。4人部屋だったんですけど、向かい側の若い女性が過呼吸になってしまい心配したな。

10/08 7:45朝食。10時歯科クリーニング。12時昼食。16時会計。18時夕食。21時就寝。横になると患部が痛い!

支払額:65,040円。4,320円(歯科)。

10/09 7:55朝食。10時退院。

手術を終えて

入院は結果的に4泊5日。本当はもっと早く退院できたと思うけど、手続きの関係で早くできなかった。

母は高齢なので家で待機してもらい、手術は私ひとりで。手術が終わったら病院から母に連絡してもらえるか聞いてみたけど、してもらえませんでした。私は手術が終わったあとは もうろうとしていたので、なかなか母にライン出来ず、心配させてしまった…。

それにしても、病院の食事が口に合わなくて参った!

味が薄いし、温野菜とか煮物とかの食感がぐちょぐちょで。悪いけど、ほとんど食べられませんでした。

感心したのは、病棟の看護師さんたち。私にも優しく声掛けしてくれましたし

隣の年配の女性はよく吐いていたり、その前の若い女性はよく熱を出していたのですが、看護師さんは何度も出入りして対応していました。

大変そうでしたけど、誠実さを感じました。

手術を受ける前は、全身麻酔での事故などもありますし、目が覚めなかったらどうしようなんて思ったりしましたが、無事に終えることができてよかったです。病院関係者の方々、ありがとうございました!

2021/10/14 ドレーンを抜いてもらう

退院してからは自分でドレーンの処理をしました。傷口から出た体液を何mlか記録してトイレに流して、それを消毒してといった作業です。

ポシェットのように斜めがけにしてずっと身に着けていたのですが、やっと抜いてもらいました。

身体を起こしているときはいいのですが、横になると管が傷口にあたってすごく痛かったなぁ!

帰りにがん保険の書類を窓口に出してきました。

2日後に手術後初めてのお風呂。ちょっと怖かった。。

つづく。

いつもありがとうございます!
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